外耳炎の治し方
去年の梅雨の時期、僕は外耳炎になったよ。あれから再発していません。どうやって治したのか、病気が発覚した経緯をお話しするよ。
外耳炎の予兆と気付いたきっかけ
僕がお家でゆっくりしていると、耳が痒くなって、よく後ろ足で掻いていたんだ。飼い主さんはそれを見て、抱っこしながら「目の後ろ」と「耳の下」の交差するあたり?「耳の下」の「あごライン」?あたりを押すようにマッサージしてくれたんだ。この辺。
これが良くなかった。。。
耳が痒かったから、最初は手の届かないところが押されて、心地よい時もあったけど、ずーっと押し続けるもんだから、だんだん痛くなってきたんだ。外耳炎になるまで、同じ箇所を触られても何の音もしなかったけど、外耳炎の症状が出はじめると、耳の中が濡れたような音がするようになったんだ。それで、飼い主さんが耳の奥を良く見ると、黒っぽいというか、茶色っぽい、ウェットな耳垢のような、汚れがたくさんついていることに気付いたんだ。それまで、ちゃんとした耳掃除をしたこともなかったし、シャンプーした時に耳を拭いてもこんなに汚れてたことはなかったんだ。
ただこの時点ではまだ「外耳炎」という病気を知らなくて、何の治療も対処もしていなかったから、間違ったマッサージで症状が悪化して、耳の中が赤くただれて、少し腫れも出てきてしまったんだ。ここまでひどくなってようやく病院に通院。動物病院の先生に「外耳炎」と診断されて、抗生剤と外耳炎用の塗り薬を処方してもらったんだ。
外耳炎発覚後
抗生剤を飲み切る頃には、ヒドイただれはなくなったけど、まだ赤みが残っていて、黒い汚れもまだあったんだ。そこで飼い主さんが市販薬を探して使ったのが以下の2つ。完治までの後半は、これらのお薬で治したよ。
お薬1
治療薬:ヒビクス軟膏
この薬は、別のお話(指間炎を治したお話)でも登場した、一本持っておくと便利なお薬。先端がとがっているので、耳の奥までお薬が届きやすい。
耳全体に2〜3滴垂らして、耳の下あたりを2〜3回押してマッサージ(やり過ぎ注意!)すると全体に行き渡るよ。1日1回寝る前に塗って1週間くらいで症状がおさまったよ。
お薬2
あと、飼い主さんは、コレを使って、お薬を塗る前に、黒い汚れを落としていたよ。
お耳掃除用:ノルバサン オチック
コットンや綿棒、薄い布なんかに染み込ませて拭くか、そのまま耳に入れて注入するか、ワンちゃんに合わせたやり方をするといいかも。僕の飼い主は耳に注入派。だから僕はコレ苦手。即、顔をブルンブルンするよ。飼い主もそれを承知で耳にティッシュを当ててスタンバイ。直接注入した後、汚れと水気をティッシュや綿棒で拭いてから、ヒビクスってお薬を塗っていたよ。
この容器、最初に使った時、開け方がわからなかったので要注意。青い蓋をくるっとまわすと先端が上に上がって、真ん中の穴から液体が出るようになるんだ。
コレが閉まっている状態↓。
コレが開いている状態↓。
青い蓋が、白い枠から離れて、上に上がってるのがわかるかな?青い蓋は取れないよ。
まとめ
塗り薬のヒビクスは、外耳炎以外にも他の箇所にできた皮膚の炎症を抑えてくれるし、お耳掃除のオチックも、普段のお耳掃除に使えるから、一本持っておくと安心。お耳掃除は、犬独特の臭いを抑えたり、特に春から夏にかけて、耳の中が蒸れてしまう垂れ耳わんちゃんにも、外耳炎予防として良いみたい。おすすめです!
コメント
[…] 実はこの薬、前に外耳炎になった時に使ってた薬なんだ。外耳炎は、足じゃなくて、耳の中がかぶれちゃう病気。指間炎も外耳炎も、どちらも僕の症状は早めに気付いて比較的軽くすんだから、こういう市販のお薬も便利に使えたよ。外耳炎についても気になる方はこちらを見てみてね。 […]