こんにちは。今回は、犬にとってつらい「指間炎」について、原因や治し方を詳しくご紹介します。春から梅雨の時期にかけて毎年気を付けているケア方法も含めてお伝えしますので、愛犬の健康管理にお役立てください。
指間炎とは?
指間炎(趾間皮膚炎)は、犬の指と指の間に炎症ができ、赤くかぶれる症状のことです。特に湿気が多い時期や、散歩で足が濡れた状態が続くと発症しやすくなります。愛犬が頻繁に手足を舐める仕草をしていたら、指間炎の可能性を疑ってみてください。
指間炎の治し方
1. 散歩後の足拭き
帰宅後は、ペット用のウェットティッシュで足や顔、お腹を拭き、汚れや湿気を取り除きます。足の指と指の間も見落とさずに、しっかり拭くことが大切です。
2. 指間炎用の薬を使う
愛犬の指間炎には「ヒビクス軟膏」を使用しました。この薬は、先端が細いため指の間に塗りやすく、赤みやかゆみを抑えるのに効果的です。1〜2滴を指の間に塗り込むと薬が毛に絡まり、必要な箇所にしっかりと留まります。塗りすぎると舐めてしまうので、適量を守ることがポイントです。
3. 1日1〜2回の塗り直し
指間炎がひどい場合は、散歩の後に1日1〜2回のペースで薬を塗り直すと効果的です。通常、数日で炎症が和らぎ、2週間ほどで元の状態に戻ります。
写真は手の甲側ですがそれだけではなく、手の内側、肉球の間も炎症がないか確認してくださいね!
その他の便利な使い方
このヒビクス軟膏は、外耳炎の際にも使えます。耳のかぶれにも対応できるので、ひどくなる前に使用することで、市販薬としていろいろなところで役立ちます。関連記事はこちら。
最後に
指間炎は、特に湿気の多い時期や散歩後のケアが不十分な場合に起こりやすい症状です。日々のちょっとした気配りで愛犬の健康を守ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。また、症状が進行する前に早期に気付いて対応することで、治療も短期間で済み、愛犬も快適な生活を送れるようになります。お薬の使用に関しては、必ず適量を守り、愛犬の様子を観察しながらケアを続けてください。
指間炎で悩んでいるワンちゃんの飼い主さん、ぜひ試してみてください!
また、指間炎とは関係ないですが、初めて犬を飼って困ったこととがいくつかありました。もしよかったらこちらも覗いてみてください。
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