犬の外耳炎の治し方:耳が赤くなる原因とケア方法

外耳炎
外耳炎

こんにちは。今回は、愛犬が外耳炎にかかってしまった時の対処方法について、我が家での経験を通して、原因や治し方を詳しく紹介します。耳が赤くなったり、痒みが出るときに参考にしてください。

外耳炎の症状と気付いたきっかけ

外耳炎の始まりは、我が子が耳の後ろ足で掻く仕草からでした。「痒みがあるなら気持ちがいいだろう」と、飼い主が耳周り(「目の後ろ」と「耳の下」の交差するあたり?「耳の下」の「あごライン」?あたり)をマッサージしたところ、逆に炎症を悪化させてしまったようです。。。外耳炎マッサージ

マッサージが良くなかった。。

外耳炎の症状が出はじめると、耳の中から濡れたような音がするようになりました。耳の奥をチェックすると、黒っぽい耳垢がたくさん溜まり、耳の中が赤く腫れていることに気付きました。それまで、ちゃんとした耳掃除をしたことがなく、シャンプーした時に耳を拭いてもこんなに汚れていたことはありませんでした。

ただこの時点ではまだ「外耳炎」という病気を知らず、何の治療も対処もしていなかったため、間違ったマッサージで症状が悪化して、耳の中が赤くただれて、少し腫れも出てきてしまいました。

外耳炎の治療法

ここまでひどくなってようやく病院に通院。飼い主の無知で症状がひどくなってしまい、我が子に申し訳なく思いました。。。

1. 動物病院での診断と治療
動物病院で外耳炎と診断され、抗生剤と外耳炎用の塗り薬が処方されました。1週間程度で効果が出始め、耳のただれや赤みが少しずつ引いていきました。

2. 市販薬でのケア
抗生剤を飲み切る頃には、ヒドイただれはなくなりましたが、まだ赤みが残っていて、黒い汚れも出続けていました。そこで耳のお手入れについて調べ、追加で市販薬を探して使用した薬が以下の2つです。完治までの後半は、これらのお薬を使用しました。

お薬1

治療薬:ヒビクス軟膏

この薬は、別のお話(指間炎を治したお話)でも登場した、一本持っておくと便利なお薬です。先端がとがっているので、耳の奥までお薬が届きやすいです。

ヒビクス1

ヒビクス2

ヒビクス3

耳全体に2〜3滴垂らし、軽くマッサージ(やり過ぎ注意!)すると薬が行き渡りやすく、1週間ほどで症状が改善しました。

お薬2

お耳掃除用:ノルバサン オチック

耳の黒い汚れを拭き取るために使用。耳に直接数滴注入し、ティッシュや綿棒で汚れと水分を取り除きます。

コットンや綿棒、薄い布なんかに染み込ませて拭くか、そのまま耳に入れて注入するか、ワンちゃんに合わせたやり方をすると良いと思います。我が子は耳に直接注入していました。注入直後、即、顔をブルンブルンするので、耳にティッシュを当ててスタンバイ。汚れと水気をティッシュや綿棒で拭いてから、ヒビクス軟膏を塗る、というのがルーティーンでした。

ノルバサンオチック

この容器、最初に使った時に開け方がわからなかったので要注意です。青い蓋をくるっとまわすと先端が上に上がって、真ん中の穴から液体が出るようになります。

コレが閉まっている状態↓:

ノルバサンオチックふた閉まる

コレが開いている状態↓:

ノルバサンオチック蓋が開いている

青い蓋が、白い枠から離れて、上に上がってるのがわかりますか?青い蓋は取れないので、蓋を無くす心配がありません!

まとめ

ヒビクス軟膏は外耳炎だけでなく、他の皮膚炎にも使えるので便利です。また、ノルバサン オチック普段の耳掃除にも使えるため、外耳炎の再発予防や臭い防止に役立ちます。特に垂れ耳のわんちゃんは蒸れやすいので、春から夏の時期に定期的なケアをおすすめします。

愛犬の耳が赤くなったり、痒みがあるときは早めの対処を心がけましょう!

外耳炎とは関係ないですが、初めて犬を飼って困ったこととがいくつかありました。もしよかったらこちらも覗いてみてください。

コメント

  1. […] 実はこの薬、前に外耳炎になった時に使ってた薬なんだ。外耳炎は、足じゃなくて、耳の中がかぶれちゃう病気。指間炎も外耳炎も、どちらも僕の症状は早めに気付いて比較的軽くすんだから、こういう市販のお薬も便利に使えたよ。外耳炎についても気になる方はこちらを見てみてね。 […]