パールドワーフという(ジャンガリアンハムスターの改良種)ハムスターを飼い始めました!お家にハムスターを迎え入れる前に必要な『ケージの選び方』と我が家で購入した『ケージの組み立て方』をご紹介します!
ハムスターを飼う準備
息子の誕生日プレゼントのリクエストで、ハムスターを飼い始めました!
誕生日プレゼントといえば、今まで、レゴやラジコン、ゲームソフトを欲しがっていた、小学校中学年の息子。コロナの自粛中に子供部屋を作って、今まで親戚からもらったたくさんのおもちゃを処分した事に思うところがあったのか、プレゼントのリクエストは、おもちゃではなく、ハムスターでした。
ハムスターを迎え入れる前に、まずは最低限の環境を準備してあげる必要があります。ケージはどんなものが良いか?と、ネットショップをチェックしたり、ホームセンターの中のペットコーナーを見に行ったりと検討しました。
結論として、我が家では、以下のケージを購入しました!
ハムスターケージ 購入前比較
なぜこのケージにしたかと言うと
- ケージの流行(はや)り
- メンテナンス性
- セットで揃う
の3点が決め手でした。詳細をひとつずつ見ていきます。
1.ケージの流行(はや)り
ホームセンターのペットコーナーにあるハムスターケージの品揃えや、ネットショップのランキングを見ると、最近は、透明のケージが流行っているようです。メジャーなECサイトで確認しても、透明のアクリル(もしくはガラス)ケース型のケージが上位に入っています。昔ながらの、金網?スチール?製の枠のケージもありますが、透明ケージの方が実店舗で陳列された商品数も多かった(よく売れるから?)です。
透明のケージを利用する上でのメリット・デメリットとしては、以下の様なことが挙げられると思います。
メリット
- ハムスターが見やすい
理由は、そのままですね。ハムスターがどんな行動をしているかを観察するのに、透明のケージだと見やすいです。 - (アクリル製の場合)軽い
ケージ周りをお掃除する時や、観察する際に、ケージごと移動して作業する場合、軽いと持ち運びがしやすく便利です。 - 錆びない
スチール部分(金網の部分)は、ハムスターがかじったり、おしっこをかけたり、水で濡れたりして、(表面加工してあるとはいえ)錆びることがあります。アクリルやポリプロピレン等のプラスチックは、サビません。
デメリット
- 割れやすい
ケージを落としたり、一点に圧をかけたりすると、ひび割れが起きることがあります。 - (ガラス製の場合)重い
アクリルに比べると耐久性はありますが、重いです。 - 経年劣化により透明度が落ちる(くもる)
細かい傷がつくと購入したての透明度がなくなるため、メンテナンスが必要になります。ハムスターの寿命は、2〜3年と言われていますので、その位はもつかな。 - 通気性が悪い
スチール(金網)に比べると通気性が悪いです。市販の製品は、アクリルに空気穴を設けることで、通気性を確保しています。
以上が透明のケージのメリット・デメリットです。我が家では、「観察しやすい」を重視して(「使ったことがなかったので使ってみたい」も相まって)、透明ケージを選びました。
2.メンテナンス性
我が家が以下のケージを選んだ理由のもう一つは、メンテナンス性が高い(良い) = 日々のハムスターのお世話がしやすいからです。
我が家のハムスターのお世話は小学生の息子が担当しています。お世話が大変で面倒になってしまっては困ります。
日々のハムスターのお世話としては、
- 餌をあげる
- トイレや床材、お布団の掃除と交換
- 水を変える
があると思いますが、初めてハムスターを飼う場合でも、これらをスムーズにできるケージが嬉しいです。
では、ケージを選ぶ上で、お世話しやすいケージとはどんな機能が備わっているとよいでしょうか?我が家では、以下を確認しました。
扉が広く開き、開け閉めが簡単なこと
上記の1.や2.のお世話の際に、扉が小さいと手を入れづらく、作業がしにくいため、扉が広く開くことを重視しました。また、子供がハムスターを手に乗せて餌をあげて慣らしたり、なでなでする時も、ハムスターを出し入れしやすいです。
我が家で購入したケージの扉は、この様に開きます。
ケージの前面の上2/3がガバッと開くので、手を入れやすいです。
ちょっとした汚れであれば、ペット用のウエットティッシュ等でさっと拭いてお掃除できます。
アクリル板なので、扉そのものも軽く、扉の開け閉めにストレスがないです。
その他、お手入れがしやすいケージに備わった機能としては、
グッズの取り外し、取り出しが簡単であること
があります。お水のタンクや、回し車、お家やトイレ、ハムスターのケージ内にあるもの全て、汚れたら水洗いできる様に、取り外しが簡単で、ゴミが出たらすぐに捨てられると良いですね。
我が家では、細かなグッズがセットで付属しているケージを購入しました。お掃除する際にほとんどのものが取り外しできます。
ハムスターのランニングマシンである、回し車もついてました。背面の黄色のつまみをケージ側面の穴に入れて90°回せば固定完了。取り外しも逆順にすればすぐに取り外せます。
給水ボトルも付いています。固定するパーツは、回し車同様、ケージ側面の穴に入れて回して固定します。水換えの際は、固定パーツはいじらず、タンクだけ取り外して行えます。
どんぐりの帽子の様な、タンクの上につくパーツは、ハムスターが飲み口を押してタンクがケージの外に落ちてしまわない様に針金(ビニタイ?カラータイ?モール?)で留めていますが、こちらはもうちよっと安全で(ハムスターがかじっても大丈夫な様な素材で)見た目の良い固定方法を再考しなくては、、という感じです。
余談ですが、うちのハムスターは、両手で「壁ドン」しながら水を飲むので、飲み口周りの壁が汚れます。(扉の間口が広いとお掃除楽チンです。)
であること。
浅いプラスチックの板で、軽くて丸ごと水洗いも簡単。小学生の息子はコレごと給食のトレーの様にゴミ箱に持っていって、ガサっと汚れた床材やハムスターのう○ち、食べこぼした餌等を捨てています。軽い汚れなら汚れたところをペット用ウエットティッシュで拭いて終わりです。
ケージをお掃除している間、ハムスターは、普段お手入れグッズを入れている収納ボックスに一時退避。
このケージだと、あっという間にお掃除が終わります。
3.セットで揃う
ケージを選ぶ基準として最後は、ハムスター飼育グッズがセットで揃うことが良かったです。初めてハムスターを飼う上で何を揃えたら良いかがまだわからない状況で、必要最低限のグッズが一気に揃えられると時間の節約になりました。ハムスターは色々とかじるので、かじられてダメになっても、その時により良いグッズを単品で買い直していくスタイルが良いかな、と考えて、グッズがセットのケージを買いました。我が家で買ったケージは、グッズなしの単品でも購入が可能な様ですので、ケージのみ買い換える場合も対応できると思います。
今回我が家で購入したケージのセット内容はこちら。
巣箱
木製で軽いです。見た目はかわいいし、我が家のハムスターも迎え入れた日からここを寝室として寝ています。かわいい&ハムスターがすんなりと慣れたことは良いんですが、デメリットとしては、
・四隅にゴミが溜まりやすくてお掃除がちょっと手間
・「かじり木」と化して、床に水色の粉が落ちる
があります。
こちらは消耗品ということで(笑)。
餌箱
陶器製の餌箱です。和風な色合いで重さもあり、安定してます。
トイレorお風呂
我が家では、現時点でトイレットペーパーを入れて、おトイレとして使ってくれるといいな〜(トイレを覚えてくれると良いな)という願望を込めて、トイレとして使っています。(まだトイレは覚えていません。。。)砂を入れてお風呂にしても良いと思いますが、ちょっと小さいかな。蓋の締まりが良くないので、上の屋根は外して使っています。
おもちゃ(シーソー)
こちらは、ケージを引きで見た時のアクセントになるというレベルで、ハムスターが遊んでいるのは、まだみたことがありません(笑)。巣箱と同じ素材の木製で軽いです。
おもちゃ(ブランコ)
ケージの天板にぶら下げて使うブランコですが、我が家のハムスターはまだ小さいので使っていません。(写真は試しにつけたもの)もう少し大きくなって活動的になったらつけてみようと思っています。
給水ボトルと回し車
お掃除のお話でも書きましたが、取り外ししやすく、メンテナンス性が良いです。給水ボトルは、グラつきもなく、安定しています。回し車も、異音もなく静かに回ってくれて、我が家のハムスターも、迎え入れた2日目から、せっせと走っていました!
(写真では床材はまだ敷いていませんが)我が家では、こんな感じの配置で使っています。
ハムスターケージ購入前比較まとめ
以上が、ケージ購入前に確認したチェック項目でした。
最後にまとめとして、ケージのサイズについて、確認します。ケージを決める際に「ハムスターの大きさ」と「ケージサイズ」が合っているか?を確認することも重要です。我が家で迎え入れたパールドワーフハムスターは、ジャンガリアンハムスターの改良種で、比較的小さいサイズのハムスターです。成体のサイズ感は、コレくらいだそうです。
体 長:オス 7~12cm / メス 6~11cm
体 重:オス 35~45g / メス 30~40g
小さめサイズで、人気の種類としては、ロボロフスキーがいます。
体 長:オス 約7cm / メス 6~6.5cm
体 重:オス 15~40g / メス 15~40g
大きめのハムスターとして人気のゴールデンやキンクマの成体サイズはこのくらいです。
体 長:オス 約18.2cm / メス 約19.2cm
体 重:オス 85~130g / メス 95~150g
体 長:オス 約18.2cm / メス 約19.2cm
体 重:オス 85~130g / メス 95~150g
例えば、上記赤の下線を引いた、人気4種のハムスターの女の子の体長を比較すると、小さめハムスターと大きめハムスターでは、3倍くらいの差があることがわかります。
そのため、大きい種類のハムスター達には今回紹介したケージは狭いので、お気をつけください。
今回紹介したケージの全体サイズは、
高さ:25cm
奥行き:25cm
です。とてもコンパクトで省スペースなので、家族の目の届くところに置けます。
持ち手もついているので、観察したり、お掃除する際にケージごと移動するのが楽です。
我が家では、小さめのハムスターを迎え入れたので、こちらのケージがちょうど良いサイズ感でした。
「どんなハムスターを飼いたいか?」や「お家にハムスターケージを置くスペースとして、どのくらいの広さを確保できるのか?」等を検討して、ハムスターと飼う人間、双方にとって良いケージが見つかると良いですね!
ケージの組み立て方
続いて、ケージの組み立て方をみていきます。
我が家で購入したケージは、実店舗では見つけられなかったので、ネットショップで購入し、配送してもらいました。
この様にしっかり梱包されて届きました。分解された状態で届きますが、組み立て方は説明書が入っていますので、それを見ながら行えば小学生の息子一人でも、組み立てることができました。ただいくつかつまずきポイントがありましたので、紹介したいと思います。
つまずきポイント1
・全てのアクリル板の両面に貼ってある保護シールを剥がすのが大変
ケージを組み立てる前に行うのが、全てのアクリル板、両面の保護シールを剥がす必要があります。
この様に傷や割れ防止のシールが貼ってありますので、アクリル板のかどを軽く爪で引っかく感じで(傷をつけない、適度な力具合が最初は難しい)シールをめくります。めくりづらい場合は、ドライヤーの熱を当てると良いそうです。根気がいります(笑)。
この様に、細かなパーツも保護シールをはがして行きます。
基本的にセット内容のものだけでケージを組み立てた場合、以下の写真程度のパーツが予備として余りますので、使うパーツのシールをはがしながら組み立てて行っても良いと思います。
続いて組み立てです。大枠の組み立ては、基本動作の繰り返しです。
アクリル板の穴に、別のアクリル板の凸部分をはめ込み、以下の輪ゴムで固定する
アクリル板の穴に別のアクリル板をはめ込んで固定したら、ケージの外側の上部から輪ゴムを引っ掛けます。
輪ゴムの下をつまみ、上部の引っ掛かりが外れない様に真下に引っ張ります。
アクリル板の下側にも凸があるので、引っ掛けて完了です。
合計で、26箇所、輪ゴムをつけました。
続いて、細かな側面の組み立てです。(各種グッズを取り付けられる様に)側面のアクリル板には穴が開いていますので、以下の写真の様に穴を埋めていきます。
穴を埋めるちょうど良いサイズのアクリル板を以下のパーツでねじ止めしていきます。
上の写真の二つ穴のパーツにも保護シールが貼ってありますのではがしてください。なんとも細かい(笑)。
給水ボトルと回し車は、楕円のパーツをねじ止めしてから、取り付けます。
さらに、上部に持ち手をねじ止めして、トレーや小物配置したら完成です!
最後に、、、
つまずきポイント2
・アクリル板の割れに注意!
我が家では、ハムスターを迎え入れた直後に、天板のひび割れに気付きました(泣)。
ハムスターの動きを上から覗いていた時に、この辺りに体重をかけてしまった様です。。。我が家では、組み立て後のひび割れで、これ以上同じ箇所に圧をかけなければ悪化する事はないだろうと考えて、このまましばらく使うことにしました。
ケージを販売するサイトの商品レビューでは、商品到着時に既に割れていた、、、という方もいる様なので、最初にケージが届いた時にも、アクリル板に割れがないかを確認しておくと良いと思います。
まとめ
突如我が家にやってきたハムスター。透明のケージを購入して、ハムスターの行動を邪魔せずに観察できるのが楽しいです!これからハムスターを迎え入れる&新たなケージを探している方のお役に立つ情報であると嬉しいです。
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