こんにちは。
今日は、私が長年愛用している調理器具、サラダおろしを紹介します。
ののじ サラダおろし
このサラダおろしは、「簡単に」「軽い力で」「短時間に」均一な野菜の細切りができるおろし金です。私が購入したのは7〜8年前です。所々ひび割れが入りながらも、活躍の頻度が高く、愛着もあり、捨てられずにいましたが、さすがに怪我しそうなくらい劣化してきたので、この度、思い切って2代目を購入しよう!と決めました。新規に購入するにあたり、旧バージョンとの違いや、他の製品との違い、サラダおろしの魅力を紹介しようと思います。
サラダおろしのメリットと購入のきっかけ
まず、数年前の話ですが、サラダおろしを最初に購入しようと思った理由は、包丁が苦手だったからです。(今でも苦手です。)ちょうど子供の離乳食も始まり、千切りやみじん切りに人一倍時間が掛かっていて調理が苦痛でした。そんな時、ホームセンターの調理器具コーナーで、サラダおろしに出会いました。
購入後、サラダおろしに使うことで得られたメリットは、
- 千切りが時短でできる
- まな板・包丁を使わず、洗い物がへらせる
- 料理のレパートリーが増える
です。掘り下げると、
1. 千切り(みじん切り)が時短できれいにできる
根菜の千切りにかかっていた時間を1/5くらいに減らすことができました。私の場合、例えば、人参1本を、ピーラーで皮をむいた後、包丁で千切りするのに3分かかっていたのが、サラダおろしだと30秒で終わる、といった感じです。
短い時間でさらに、均一のサイズの千切りができます。離乳食や介護食作りにも便利です。
2. まな板・包丁を使わず、洗い物がへらせる
私は、毎日の調理で一番面倒に感じるのが洗い物です。調理し終わったあとの鍋や炊飯釜、まな板等の大きな調理器具は、重いし、洗うのも泡を流すのもグルグル回して腕や手首が痛くなるし、食洗機にも入らないし、、、と、使わなくて済むならありがたいものとして、まな板があったりします。一汁三菜フルスペックの食事を作る時は、そのつもりでまな板も鍋も潔く使いますが、コロナ禍でテイクアウトも充実しているので、メインは買ってきたけど、サラダをチョイ足ししたり、お味噌汁やスープを加えたり、という時に、サラダおろしがあると、さっと準備ができ、後片付けが楽できます。
3. 料理のレパートリーが増える
これは逆転の発想なんですが、私は、新たに調理器具を買い足した時は、いかに元を取れるか、使い倒すか、を考えるのが楽しかったりします。サラダおろしを買って、使う度に『次に、何の野菜を千切りにして、何の料理を作るか?』を想像しながら料理をしていたので、後ほど紹介するような、たくさんのメニューでサラダおろしを活用できるようになりました。
日々の料理でお悩みのことがサラダおろしで楽になったらいいですね!
続いて、実際にサラダおろしを使うとどんなカットができるのか?を見ていきます。
サラダおろしの使い方と千切りサイズ
サラダおろしは、購入時、こんなセットで販売されています。
サラダおろしは、写真右上にある、受け皿がついていますが、少ししかおろした野菜を溜められないので、私は使っていません。ボールやお皿、熱する前のフライパン等に直接置いて野菜をおろしています。
本体は表裏の両面で使えます。
表面・・・太くて長めにおろせる大きめの刃
裏面・・・細かく柔らかにおろせる小さめの刃
私が使うのは、表面のみで、裏面の細かくおろせる面は、ほぼ使っていません。
表面の太い方の千切りサイズは、こんな感じです。
- にんじん
- 大根
- きゅうり
長さは長くて3cm、太さは太くて3mmくらいかと思います。
ここでちょっとポイント。
サラダおろしにむいているメニューとむいていないメニューがあるので注意が必要です。
(むいている)
- サラダや、炒め物の具等、みじん切りに近い千切りの大きさが程良いメニュー
おろす食材の大きさやおろす角度によりますが、私の感覚では「短い千切り」か「大きめのみじん切り」が欲しいときにサラダおろしを使っています。
- 切断面が少しボコボコした感じになるので、早く火を通したいメニュー
炒め物や汁物等、短い時間で火が通ります。
- きゅうりのように水分の多い野菜の水分を早く出したいメニュー
水分の多い野菜は、おろす際に少し砕けた感じになるので、水分が出ます。その後塩揉みして味を染み込ませる等を短い時間で行えます。
(むいていない)
- きんぴらのように太さが必要な場合やお刺身のつまのように長さが必要なメニュー
サイズ感の問題で太さや長さが必要な場合は、包丁で切っています。
- きゅうりのように水分の多い野菜の水分を出したくないメニュー
水分の多い野菜のシャキシャキ感を残したい場合は、包丁で切っています。
また、補足情報です。下の写真と合わせて見てください。
この写真は熱する前のフライパンでにんじんをおろしたものですが、右上にある人参のように、シナシナのにんじんだと、このような塊でゴロッと削れてしまうことがあります。また、サラダおろしの刃と野菜の角度で千切りの長さが変わりますが、どうしても長さの長いものと短いものが出てしまいます。
便利な物でも、ちょっとした不便が出てきますが、私は大目にみています。
また、お手入れについてですが、基本は、サラダおろしの両面から流水をあてれば、さっと汚れを落とすことができます。とはいえ、そのまま生で食べる食材を扱うことも多いので、使用後、私は食洗機で洗っています。製品の説明書には、食洗機不可となっているのであくまでも自己責任ということで。製品の裏書きに(ちょっと細かくて見づらいですが)「耐熱温度 80℃」とあるので、うちの食洗機は75℃の温水で洗っているので、多分大丈夫だろうと7〜8年、食洗機を使っていますが、今のところ問題ないです。
では続いて、サラダおろしがあったら、どんなメニューが作れるのか?を見ていきます。
サラダおろしを使ったメニュー
実際の料理例を紹介します。実際に私が作ってオススメなメニューは赤字にしています。
- 人参[オススメ]
- サラダ
- しりしり
- キャロットラペ
- ハンバーグ
- ピーマンの肉詰めの具
- キーマカレー、ドライカレー
- チキンライス、オムライス
- 野菜スープ
- ミートソース
- 肉味噌
- チヂミ
- 炒り豆腐
- 大根[オススメ]
- サラダ
- 味噌汁
- サラダ
- チーズ
- サラダ
- ドリア、グラタン
- パスタ
- サラダ
- きゅうり
- サラダ
- 冷やし中華、サラダうどん
- 棒棒鶏
- サラダ
(以下、私は作ったことはありませんが、レシピサイト等を参考にリストしています)
- じゃがいも
- ガレット
- サラダ
- レモン
- ドレッシング
- 焼いた肉や魚の香り付け
- チーズケーキや焼き菓子等の香り付け
- りんご
- ヨーグルトのトッピング
- チョコレート
- お菓子作りのトッピングや溶かす時
- 生姜
- ドレッシング
- 肉や野菜のつけだれ
- 薬味
- スープ等の香り付け
- ニンニク
- ドレッシング
- 肉や野菜のつけだれ
- 薬味
- スープ等の香り付け
一つの調理器具で、いろんなメニューが作れますね!私の場合は、サラダおろしの出番の90%が大根とにんじんですが、ここにあげたもの以外にも色々なメニューに利用できると思います!
現行(新)バージョンと旧バージョンの比較
続いて、先日購入した新しいサラダおろしと、長年使ってきた古いサラダおろしの比較をしていきます。改良されたところや、使用する際の注意事項を紹介します。
写真は、左が旧バージョンで、右が現行バージョンです。
現行バージョンは、表面の持ち手にハートマークが付いているので、太くて長めに下ろしたいときの目安になりますね。
また、旧バージョンは、おろす時に一番下に置いて固定する箇所(ストッパーヘッド)がこんな感じに外れます。
以前は、ココに下ろしたものが詰まって洗うのが面倒でしたが、現行バージョンは外れないので、お手入れが楽です。
ここで補足情報です。
旧バージョンのサラダおろしにヒビが入ったところがあります。ココです。
この箇所が、日々の使用でチカラが入って劣化しやすい箇所かと思います。「サラダおろし本体がズレないように」や、「早くおろすため」に下に押しすぎるのが原因かと思います。もしこれから使う方は、強く下に押しつけすぎないように気をつけてみてください。
他の商品との比較
続いて、私が購入したサラダおろしの類似品との比較をします。
私は、初代サラダおろしを購入後、先述のひび割れが出たため、浮気して類似商品を買いました。その商品がこちら。
サラダおろしに似てますよね。先日まで、初代サラダおろしと交互に使っていました。基本的にできることは、ほぼ一緒ですが、違いがいくつかあります。
- 千切りのサイズが1パターン
サラダおろしは、両面で「大きな千切り」と「小さな千切り」が選べますが、ベジクラの方は「大きな千切り」の1サイズです。
- 受け皿がついていない
サラダおろしは、おろした野菜を一時的に受ける専用トレイがついていますが、ベジクラの方はついていません。
- 持ち手や外枠部分は全て同じプラスチック
サラダおろしは、持ち手や外枠部分の受け皿に押し当てる箇所(ストッパーヘッド)が、ゴムのような材質で滑らなくなっています。
これらの違いについて、元々、サラダおろしを使っている時に、大きな千切りしか使っていなかった&専用トレイも外していたので、先頭2項目は問題なかったのですが、最後のストッパーヘッドがゴムでないことが、私にとってはとても使いづらく感じています。というのも、
受け皿に押し当てる箇所がゴムでない
↓
本体が滑る
↓
力をいれる & 本体を持つ時、皿と本体との角度を滑らないように調整する
↓
疲れる & 指までおろす。。。
と、千切りが疲れてしまったり、ベジクラの千切り器で、2度、親指&爪をおろしてしまった事があります。。。
というわけで、千切りした野菜の見た目やできる事は、サラダおろしと同じで、お値段も安く良いのですが、使用する際には注意して、予備として使っている感じです。
この記事を書く際に、同じベジクラでもサラダおろしに似た以下のような製品も出ているようですね。こちらは私は未使用ですので、使いごごちは分かりませんが、参考情報です。
まとめ
今回は、『ののじ サラダおろし』を紹介しました。
毎日の献立に悩む方はもちろん、離乳食・介護食作りをしている方にもとても便利だと思います。困っている方のお役に立てば嬉しいです。
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