こんにちは。
先日、甥っ子のところに遊びに行ったら、学校からiPadが配られると聞きました。文部科学省が提議した「GIGAスクール構想」が、ようやく目に見える形で進んで、『良い時代になったな〜』と思いつつ、このiPadの管理ってどうなってるのかな?と疑問に思ったので、いくつか調べてみました。
配布書類1
まず、甥っ子の住む江戸川区では、こんなチラシが家庭に配られていました。
このチラシに載っていることをざっとまとめると、こんな感じです。
- 新しい時代に向けて、学校でも家庭でも使用できる、学習用iPadを1人1台、区内全小学生・中学生に貸し出す
- 国のGIGAスクール構想を受け、江戸川区教育委員会が主導して、令和3年4月以降に貸し出す
- 家庭での注意は以下の通り
- iPadで毎日、家庭学習をして
- 家で充電して
- WiFi接続しかできない。フリーWiFiは使用しないで
- 画像や成果物等はクラウドに保存。ローカルに保存しないで
- 故障・破損・紛失した場合は、学校に連絡して
- 使用時間など、家の中での使用ルールについて、家庭で話し合って
- 有害サイトに入れないよう、閲覧制限をかける。ただ、完全に防ぐことは難しいため、iPadを使った学習のしかたについても、子どもと話をして
- 卒業時に返却して
- 学習支援クラウド(Microsoft 365、eライブラリアドバンス)等を使用する
- 学習用iPadで、一斉学習、個別学習、協働学習がこれまでより柔軟に行えるようになる
配布書類2
また、上記チラシが配られた数週間後に、以下のプリントも追加で配布されたとのことでした。
このプリントの内容をざっと確認すると、
・裏面は、子どもがチェックすること(1枚目のチラシの「3.家庭での注意」を噛み砕いたもの)
でした。
気になったこと
2枚の配布物を見て、私の感想は以下の3つです。
1. 江戸川区ってお金持ち?!
今のご時世お安いタブレットが色々あると思いますが、iPadを採用したと聞いて、『おー、江戸川区、太っ腹!』と思いました。実際の費用は、タブレット本体の価格だけじゃなくて、OSやアプリや運用管理のしやすさ等々考慮する項目は多岐にわたり、iPad以外を選んでもトントンの価格なのかもしれませんが、個人的にApple製品はお高いイメージがあったので、驚きました。
2. Microsoft365うらやましい!
iPadがタダで使えるのみならず、普通に買うと年間1万円ちょいかかるMicrosoft365の機能が無料で使えるなんていいな〜と素直に思いました。
ちなみに、Microsoft365でできることは以下のようなことです。
-
- Teams:クラス、少人数制グループ、委員会、部活動等で、課題の提出や比較、教材や資料の共有と意見交流、時間割等の連絡事項の発信等を一か所でできたり、学校が臨時休業になった時などに、双方向型のオンライン授業ができる。
- Word、Excel、PowerPoint:配布プリントやレポートの作成、データの整理とグラフ化、発表資料やスライドなどの作成ができ、オンライン上でリアルタイムで複数人による同時編集ができるので、グループ学習がしやすくなる。
- One Note:デジタルノートブックアプリで、ノートの作成や情報の整理、共有などに利用できる。
- One Drive:文書、写真、動画等のファイルがクラウド上に保存できる。
3. iPad壊しそう、なくしそう。。。
タブレットが子供に配られるとなると、親が一番気になるのは、壊したりなくしたりしそうで怖い、ということだと思いました。配られた書類には、『 「持ち帰り用ふくろ」などを用意しましょう。』とありますが、一般的に、タブレットを保護する目的で使われるのは、
- ケース
- 液晶保護シート
あたりでしょうか。実際にiPadが配られてからすぐに使うのが安全ではありますが、配布物だけではiPadの具体的な型番が明記されていないので、間違ったものを買ってしまうおそれがあるので、型番をしっかり確認してから買う方が良さそうですね。もしくは、汎用的な、タブレット全般が入るサイズのケースを選ぶのも良いですね。
型番を確認後、以下のようなケースとフィルムがセットになって売られているものもあるので便利ですね。
以下のような、サクッと入れておしまい、なケースも、お手頃価格で、子供も扱いやすくて良いですね。
型番を確認した上でiPadにぴったりのケースをつけた上で、持ち運び用に小さな袋状のケースを使う、といったダブル使いも、お子さんが小さい&やんちゃな場合は安心かもしれません。
あとは、「iPadどこ???」の問題。家の中にあるならまだしも、登下校でどこかに置いてきてしまった等を考えたら、冷や汗ものですね。。。そんな時は、万が一のために、以下のようなものをケースに入れておくと対策できますね!
これを一つ、タブレットケースに忍ばせておけば、スマホ等で、タブレットのある場所を確認することができます!
4. ウイルス対策大丈夫?
iPadへのアプリの追加について、配布書類には、『先生の許可なく、アプリをダウンロードしたり、機能を追加したりしません。』と注意書きがあります。また、『フリーWiFiについてはセキュリティ上、使用しないでください。』との表記もありました。配布する側もセキュリティー対策を講じていることと思います。とはいえ、家庭にお願いするだけじゃなく、逆に、家庭のWiFiに接続するにあたり、家庭内の機器に影響がないことを誓約としてなんらかの形で提示する必要がある気もします。もちろん、使っている子どもがルール違反をして影響があった場合は別ですが。
iPadキター!
その後、iPadが届いたとのことで、スペックを教えてもらいました。
しかも立派なケース付き!logicool RUGGED COMBO 3という、丈夫なケースみたいです。
しっかりしていて高級そうだったので、同じものが買えるのか?お値段はいくらくらいか?を調べてみたところ、教育機関向け専用で販売されているもののようで、ネットショップや家電量販店では見つけることができませんでした。似たような商品としては、こちらでしょうか。
まとめ
初期化したらどうなる?とか、個人のSIM入れたらどうなる?とか気になることは多々ありますが、甥っ子の手元にはまだiPadは届いていないようなので、届いたらどんな感じか、触らせてもらおうと思います。
まだ中身は触られてもらってませんが、うーん。。。うらまやしい。。。(笑)
私も今のうちにiPadやMicrosoft365の機能、セキュリティ関係もろもろ勉強しておこうと思いました。
皆さんのお役に立つ情報になると嬉しいです。
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