こんにちは。今日は、小学4年生の我が子が受検した漢字検定のコンピューター試験(漢検CBT試験)について、お話ししたいと思います。初めて漢検を受ける方やCBT受検に興味のある方の参考になればと思います。この記事は、小学生の受検記録ですが、大人の方が漢検を受ける上でも、事前に知っておいた方が良いことや申し込みから合格までの流れや注意点、勉強法等を紹介していますので、ぜひ見てみてください。
受検のきっかけ
まず、我が子は、一般の公立小学校に通う普通の子です。現時点で、学習塾や通信教材での学習はしていません。今まで放課後や休日にやっていた勉強としては、市販のドリル(算数メイン)、こういうの
や、脳トレ的なドリル、こういうの
程度です。
つまり、検定を受ける前の状態としては、
- 漢字の勉強は、学校の授業で習い、宿題で練習ノートに数行書いて覚える程度
- 学期に2、3度ある『50問まとめテスト』は一夜漬けで、数問間違えて90点くらい
でした。
こんな状態で、初めて漢字検定を受けたのが、小学4年生の3学期でした。なぜこの時期に漢検を受けたかというと、中学受験をするべきか悩み始めたからです。計画的に中学受験を考えている親御さんは、最近の風潮では、小学3年生くらいから専門の塾に通って、対策されている方が多いと思います。我が家は、受験するかしないかの判断が出遅れたため、まずは、
- テストや試験の場慣れ
- 基礎学習の開始
- 受験勉強時間確保の足掛かり(毎日欠かさず計画的に勉強することの練習)
- やればできるの繰り返しで子供のモチベーションUP
といったことを、目的に漢検受検を決めました。昔からあるメジャーな検定資格である漢検は、子供にも分かりやすく、身近な目標に設定しやすいと思います。また、受検のタイミングが3学期だったので、ちょうど「1年間の総まとめ」的なテストとして、ちょうどよかったと思っています。
受検方法・スケジュールの選択
子供と話し合い、受検することを決めたのはいいですが、親の自分も漢検を受けたことがなく、子供も初めての受検で『漢検ってどこで申し込んで、どうやって受検するの??』が分からず、一から調べました。
実際に受検して分かったことは、まず、
- 受検方法(どうやって試験を受けるか)
- スケジュール(いつ受検するか)
を決定することが第一ステップです。
受検方法
受検方法(どうやって試験を受けるか)については、以下3つの選択肢があります。
- 個人受検
- 団体受検(準会場[提携会場]受検)
- コンピューター受検
これらは、「日程」も「会場」も「申し込み方法」もそれぞれ違いますので、各家庭の予定や受検者の性格に合わせて選ぶと良いと思います。ざっくり違いを紹介します。
- 個人受検
- 団体公開受検(準会場受検)
-
開催頻度:年14〜16回程度
-
会場:学習塾や学校等の提携会場(もしくは個人受検会場)で受検
-
申し込み方法:学習塾や学校等の提携会場に直接申し込み
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その他特徴:
-
1〜10級全階級の受検ができる
- 紙と鉛筆で受検
- 普段通っている塾等の慣れた会場や近所で申し込み・受検できる
- 会場一覧の情報はない。塾等に通っていない場合は、ネットで『漢字検定 塾 (お住まいの地域)』等で検索して、受検の可否を実施会場に電話等で個別に問い合わせる
-
-
- コンピューター受検(CBT)
-
開催頻度:年間800回程度の受検枠あり
-
会場数:190近い会場から自由に選択可能
-
申し込み方法:インターネット申込受付のみ
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-
2〜7級のみ受検可能
- パソコン、キーボード、液晶サインタブレット、ペンデバイスを使って受検
(受験前に知っておくと良いことは後述します) - 前提条件として、キーボードを使って、ローマ字入力(もしくは、かな入力)ができることが必要
- 受検日直前(4日前)に申し込みでき、結果が出るのも早い(8日後)
-
-
以上の特徴があります。
ちなみに検定料は、どの受検方法を選んでも同一です。級によって値段が変わります。例えば、今回我が子が受けた7級は2,000円でした。
- 1級: 5,000円
- 準1級: 4,500円
- 2級: 3,500円
- 準2~4級: 各2,500円
- 5~7級: 各2,000円
- 8~10級: 各1,500円
スケジュール
続いて、スケジュール(いつ受検するか)です。上記の3種どの受検方法を選ぶかによっていつ受検できるかの予定が決まります。
上記3種の『開催頻度』を見てもらうと分かる様に、柔軟に日程を選べる受検方法としては、
コンピューター受検(CBT)>団体公開受検(準会場受検)>個人受検
の順になると思います。
以上の情報から、我が子は、
コンピューター受検(CBT)
の受検方法を選択しました。理由としては、
- 思い立ったが吉日、早く受検したかったこと
- 受検する級がCBTに対応していたこと
- キーボードの入力も得意であったこと
- 会場も駅近で行きやすかったこと
等が挙げられます。
コンピューター受検(CBT)について
では、続いて、CBTの申し込みから受検結果を受け取るまでの全体の流れと、それぞれの注意事項を紹介します。
申し込み
CBTの申し込みは、インターネットからのみ行えます。
漢検CBT申し込み:CBT-S 受検者専用サイト
申し込みの手順は、以下の通りです。
- 初めて受検する方は、アカウントIDを新規登録してから、申し込みを行います。
「同意する」を押し、メールアドレスを登録します。 - 仮登録メールを確認します。
届いたメール内のリンクから本登録に進みます。
ログインに必要なIDとパスワードを登録します。 - 本登録完了メールを確認します。
- 申し込みサイトにログインします。
ログイン画面で登録済みユーザIDとパスワードを入力します。 - ログイン後、マイページから『受検予約』を選択します。
- 受検する試験と級を選択します。
漢字検定(日本漢字能力検定コンピューターテスト)を選択します。
受検する級を選択します。 - 受検者の個人情報を登録します。
学校や会社の情報を入力できます(必須項目ではありません)。注意事項を読んで「同意する」を選択して進みます。
- 受検したい会場と日時を選択します。
会場のエリアと受検したい週を選択すると、受検枠が一覧表示されます。
3ヶ月程度先の予定まで確認できます。予約は、席が空いていれば、受検日の4日前まで申し込み可能です。
検索ボタンを押します。
選んだ都道府県にある会場ごとに、受検枠が表示され、既に満席の場合は『満』が表示されます。受検したい会場の行の『時計のマーク』をクリックすると、画面下の方に、受検可能な時間が一覧表示されます。
プルダウンから、受検したい時間を選択し、「次へ」を押します。- これまでの入力を確認し、支払い情報を登録します。
キャンペーンコードがあれば入力します。
支払い方法を選択し、必要な情報を入力します。
支払い方法は以下が利用できます。
・クレジットカード決済
VISA、Master、JCB、AmericanExpress、DinersClubInternational
・コンビニエンスストア決済
セブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、セイコーマート、デイリーヤマザキ
・Pay-easy(ペイジー)決済・受検チケット
※2021年現在、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay等は、使えません。
「確定」ボタンを押し、申し込み完了です。
- これまでの入力を確認し、支払い情報を登録します。
- 登録完了メールを確認します。
申し込み内容に間違いがないか、受検当日の注意事項等を確認します。
申し込みは以上で完了です。前日にリマインドメールが来ます。
試験当日まで、時間が許す限り試験勉強です!我が子が実践した、最短漢検学習方法は、後述します。
受検
当日は、メール等で会場の地図を確認して、試験開始時間にゆとりを持って会場入りします。
我が子は、こちらの新宿駅前テストセンターで受検しました。こちらの会場は、漢字検定だけでなく、その他の資格試験も実施している会場なので、大人の受検生がたくさんいました。小学生は、我が子くらいしか見かけませんでした。。。会場自体は明るく、とても綺麗でした。
会場到着後の流れとしては、こんな感じでした。
- 全体受付
試験の種類や身分証の確認等を行います。 - ロッカーに荷物をしまう
施錠できるロッカーに荷物を入れます。試験を受ける個室には、ロッカーの鍵しか持ち込めませんでした。我が子は鼻炎なんですが、ティッシュの持ち込みもできませんでした。 - 入場直前受付
試験毎に受検時の注意事項等の簡単な説明があります。個室に入室する直前まで、付き添い人は同伴可能でした。 - 漢検受検用の簡易的な個室に入室
試験官の方に、受検で使用するパソコンに案内してもらい、注意事項の説明を受けます。問題に関する質問はできませんが、パソコン操作に関する質問は、対応してもらうことができます。試験官呼び出しボタンがあり、試験前にそれらの案内があります。我が子も、ペンデバイスで漢字を書いた後、設問のページ送りができなくなり、試験官の方を呼んで、なおしてもらったそうです。 - 受検
PCが設置された席で、画面表示に沿って、10分程度、キーボードや液晶サインタブレット、ペンデバイス等の操作方法を確認します。その後、試験開始です。
会場となる個室には、さまざまな級を受検し、開始・終了時間が異なる受検者が複数います。そのため、各受検者は、試験官に小声で案内され、終わったら自主的にささっと退散する感じです。 - 個室から退室
試験が終了次第、退室します。試験時間内でも、早く終われば早めに退室も可能です。試験開始時から、PCの画面に終了時間が表示されていて、終了時間になると、PCの操作ができなくなります。 - ロッカーから荷物を取って終了
退出すると試験官から以下の様な「出席証明書」が手渡されます。合否結果の確認の仕方が記載されているので確認しておきます。試験結果は、受検日の8日後の午前10時から確認できます!
結果発表
まずは、受験日から8日後の午前10時以降、いよいよ合格発表です。
WEB合否結果サービス
以下のページから合否の確認ができます。
試験終了時に配布された用紙に書いてある、以下の6項目を入力して合否を確認します。
- 検定日
- 検定時限
- 会場番号
- 受検番号
- 生年月日
- 申し込み時の電話番号
実際の画面は以下の様な感じです。




必要事項を入力し、「照会」ボタンを押せば、結果が分かります。緊張の瞬間ですね。
パッパカパーン!合格でした!
そして、数週間後に、合格であれば大きな封筒、不合格だと小さな封筒で検定結果資料が届きます。
合格証書等の検定結果資料
合格時に届く資料は、以下のものです。
大きな封筒に
送付状
合格証書
合格証明書
採点の詳細
漢検の次のステップの案内
が入って送られてきました。
採点の詳細は、設問事項が細かく分けて表記されていて、苦手分野の解説等があり、もし不合格になったり、次の級を受検することになる時に、以降勉強する時の目安となるので、参考情報としてありがたいなと思いました。
以上、ここまでが、漢検CBT受検の全体の流れです。
続いて、紙での受検とは異なる、CBT受検固有の注意事項を紹介します。試験当日に、焦らない様に、以下を確認してみてください。
CBTのパソコン操作について
CBTでのPCの操作に関しては、こちらに詳細が記載されています。
受験前に、操作の詳細はこの正規の説明をしっかり読むとして、ざっくり解答のための操作内容を解説すると、受検時の基本のオペレーションは4種類です。
- 漢字の読みをキーボードでひらがな入力する
- 画数の数字や選択肢(ア・イ・ウ等)をキーボードで入力
- ペンデバイスで小さな液晶画面(液晶サインタブレット)に漢字を書く
- 見直ししたい問題にマウスでチェックを入れる
小学校の高学年くらいになると、親世代よりキーボード操作に慣れた子も出てくると思うので、日頃からキーボードによる日本語入力(ローマ字入力でもかな入力でもどちらでもOK)を苦手意識なくできれば、難しいことはないと思います。漢字の「書き」問題は、ペンデバイスで書いて解答するので、鉛筆で紙に書くのとほとんど変わりありません。
ただ、紙の試験を受ける場合とは異なることも、いくつかありますので、以下を参考にしてみてください。
CBT受験前に知っておくと良いこと3選
CBT受検特有の注意事項としては、以下の3つがあげられます。
- 問題毎に「キーボード」を使って解答するか、「ペンデバイス」を使って解答するかを意識する必要がある
→試験前10分の基本操作練習で理解できる&慣れるレベルの操作だと思います - 「ページ送り」や「ペンデバイスでサインタブレットに解答として書いた漢字を、ディスプレイの表示に反映して確定する」等、各操作に1〜2秒程度の手間がかかる(若干のタイムラグがある)
→こちらも試験前10分の基本操作練習や試験中に繰り返し操作することで慣れます
→過去問を解いたりして、事前に「試験時間が足らなそうだ(汗)」という方は、正規の説明を熟読後、わからない問題は後回しにする等の解答時間短縮の対策を検討して、解答時間・操作時間に無駄が出ないようにしましょう! - メモを取る専用のスペースがない
→再確認用のチェックボックスがあるので、見直ししたい問題等に目印をつけることは可能
→記憶が曖昧な漢字を思い出すために、頭に浮かんだ形を書いて思い出したい場合等は、「漢字の書き問題」の解答欄をメモ用紙のように使えます。解答欄は、試験終了時間まで何度でも書いたり消したりできるので、ペンデバイスを使いサインタブレットに自由なことが書け、メモの代用になります。
受検対策&勉強法
最後に、漢検合格までの道のりの中で、我が家で行った勉強法を紹介します。
勉強で使ったもの
漢検受験前に使用したものは、主に過去問とiPhoneアプリの2つです。
我が家では、出題範囲を網羅する基本的な漢字の学習は、小学校で学習したものとして、漢検対策としては、最初から過去問を解き始めました。
-
- 漢検7級実物過去問
メインで漢字の勉強に使用したのは、この過去問です。初めての受験だった&CBTか紙での受験かもまだ決めていなかったので、漢検の紙での受検に合わせて、文字の大きい、過去問を選びました。
勉強の仕方としては、
・まずは1日に試験問題の半分ずつ、試験時間の半分でアラームをかけて、問題を解いてみる。
・わからなかった問題や間違った問題にチェックをつける。
・チェックのついた問題のみ、わかる様になるまで解き直す。
という方法で対策しました。
この過去問は、5回分の過去問が掲載されています。最近の小学生のスケジュールは、習い事等で忙しいので、無理せず半分ずつ、10日間かけて取り組みました。この10日間で、試験問題の全体を網羅し、出題の傾向を把握します。出題の傾向というのは、最初の設問は『漢字の読み問題』で、次に『書き順を問う問題』や『対義語や同義語を問う問題』や『へんやつくりを問う問題』等があって、最後に『漢字の書き問題』が出題される等のことです。
5回もこなせば、苦手分野が分かってくるので、「過去問以外の書籍やツールで重点的に追加学習」したり、「試験当日は苦手なところは一旦飛ばして最後にゆっくり時間をかけて解く」等、対策しておくと良いと思います。
以下、1点注意事項があるので、確認しておいてください。
2021年度版以降に発売された過去問は、改訂され出題範囲が網羅されていて、かつ、収録されている問題数が多いので、今から過去問を購入する場合は、以下がオススメです!我が家でも次回の受験用に6級の過去問を使用しています!
- アプリ
続いて、補助的な勉強ツールとして、アプリも使用しました。気軽に学習ができて便利でした。漢検対策のアプリは色々とありますが、我が子は、以下がお気に入りでした。
いちまると旅しよう!しりもじ漢検
無料(広告なしは有料)のアプリで、楽しみながら漢字の勉強ができます。
注意点としては、
・書き問題のチェックが厳しい
・答えの時間制限が厳しい
ので、正しく答えたつもりでもバツになって、我が子はイラッとすることがあったようです。。。が、分かっているかいないかを自分が確認できればいい!と割り切れば、隙間時間に効率的に学習ができて、勉強のハードルが下がるので、おすすめです。 - 補足学習コンテンツ
メインは上記2つで学習しましたが、以下の様な漢検のWebページで公開されている過去問も追加で解いてみました。ページの先頭に『20○○年第○回の過去問』と表記があるので、まだ解いていない過去問であれば、数をこなして慣れる意味で、やっておくと良いと思います。解答のみのものは、最初と最後の読み/書き問題のみさらっと確認に使いました。
・1回分の過去問問題/解答
・直近数回分の解答のみ(年度の切り替わりの時期には公開されていない)
- 漢検7級実物過去問
以上が漢検対策として勉強に使用した教材です。
ちなみに、現在、我が子は、7級の合格に味を占め、6級の勉強を頑張っていますが、小学校で習っていない漢字を「先取り学習」して対策するので、上記の教材に追加して、漢字ドリルを購入しました。
小学校で使用している教科書に出てくる順番で新しい漢字を学習できるので、我が子のお気に入りのドリルです(算数ドリルも愛用中)。
以上が、漢検対策に使用した教材です。続いて、これら教材をどの様なスケジュールでこなしていったか、試験までの時間の使い方を紹介します。
スケジュール
まず、結論から。
受検を決めてから、試験当日まで、漢検対策に費やした日数は、
18日
です。
詳細なスケジュールは後述するとして、この日数で合格するための漢検対策のポイントは、以下の通りです。
- 土日は勉強の予定を入れていません
土日は、平日の漢検対策に時間が取れなかった時のための予備日としました。予定を立てる上でゆとりを持っておくと、体調や予想外のイベントでスケジュール通り勉強が進まなくても焦らずにすみます。 - 1日の学習時間は40分〜1時間程度にしました
宿題や習い事もあるため、漢検対策が苦にならない様に、1日の学習時間をなるべく短くしました。学習内容は、『過去問を解く』・『答え合わせ』・『わからなかった箇所を覚える』の3つです。 - 最初に過去問を解くときは1日あたり半分のみ取り組みました
7級の場合、試験時間は1時間で、設問数として大問題が(1)〜(11)まであります。そのため、過去問を解く時間を30分として、1日に解く過去問は、「(1)〜(6)」と「(7)〜(11)」の前半と後半に分けて取り組みました。こうすることでいちにちの - 5回分の過去問を、わからないところがなくなるまで3回見直しました
過去問は、一度解いてわからなかった所のみをわかる様になるまで繰り返し見直しました。繰り返すうちに、見直す漢字は少なくなり、達成感も出てきます。見直しのポイントは、
1. 分からなかった
2. 書いて・声に出して読んで覚える
3. 見直す
の繰り返しの中で、1.と2.は連続で行いますが、3.は2.との間に少し時間を空けることです。今回は、過去問が5回分あるので、全5回を順に繰り返すと同じ過去問を見直すのに数日、時間が空くのでちょうど良いです。「そうそう、コレ、前回分からなくて練習したよ、、、うーん、答え何だっけ??」と思い出す作業が記憶を定着させてくれます。
以上の様なポイントを意識して、このようなスケジュールで漢検対策を行いました。
- 1日目:第1回目過去問前半
- 2日目:第1回目過去問後半
- 3日目:第2回目過去問前半
- 4日目:第2回目過去問後半
- 5日目:第3回目過去問前半
- 6日目:第3回目過去問後半
- 7日目:第4回目過去問前半
- 8日目:第4回目過去問後半
- 9日目:第5回目過去問前半
- 10日目:第5回目過去問後半
- 11日目:第1回目過去問の分からなかった&あやしい箇所
- 12日目:第2回目過去問の分からなかった&あやしい箇所
- 13日目:第3回目過去問の分からなかった&あやしい箇所
- 14日目:第4回目過去問の分からなかった&あやしい箇所
- 15日目:第5回目過去問の分からなかった&あやしい箇所
- 16日目:第1-5回目過去問の分からなかった&あやしい箇所
- 17日目:第1-5回目過去問の全体見直し、Webで公開されている過去問を解く
- 18日目:本番
こんなスケジュールでした。
まとめ
小学4年生が申し込みから1ヶ月で漢検7級に合格するまでの記録を紹介しました。
今回、塾にも通わず、短期間のスケジュールで合格できた要因は、
- CBT受験を選択したこと
- 申し込みから合格までの時間が短い
- 子どもがパソコン操作(キーボード入力)に慣れていた
- 効率的に過去問に取り組み、対策したこと
かと思います。
子供の受験の場合、申し込みや合否の確認も含め、受検勉強にも親の介入がある程度必要かと思います。ただ、何らかの級に合格して、そこまでに至った勉強方法が分かると、子供も次の級の学習は、繰り返しになるので、一旦始めてしまえば自ら取り組むようになります。我が子の場合、7級の勉強は隣に座って声がけをする機会が多かったですが、6級の勉強は勝手に始めました。また、漢検の勉強をするようになって、学校の漢字テストも点数が良くなりました。
やればできる!わからないことがわかるようになると嬉しい!等、成功体験の積み重ねがこれからのあらゆる学びにつながっていくと良いなと思っています。
これから漢検を受験する方の参考になればと思います。
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